無私無欲、是成功の条件也

最近、歴史小説などを読んで成功する人がどんな人物か研究してるのですが彼らの共通点が幾つか分かってきた☆
一つは無私無欲。

現代で言えば、オマハの賢人バフェットがあげられるでしょう。彼は世界第二位の資産家です。なのに彼の給与は年間10万ドル。贅沢は全くせず、唯一の贅沢は一日6本のチェリーコークを飲む事だそうです。そのような、無私無欲の人だからこそ彼は成功したのでしょう。

逆にLTCM(世界最高の人々が集まったヘッジファンドとして有名だった)のような所の人々は、金に目がくらみその挙げ句破綻しました。まあそれだけが理由ではないでしょうが。

歴史的には、諸葛亮孔明劉備は、無欲の心で普段から非常に貧相な暮らしをしそれによって民心を動かし、劉備は一国の帝王になり孔明は魏を散々に苦しめました。また坂本龍馬西郷隆盛の人生論には、大事をなすには無欲の心が大事だというものがあります。


特に日本は嫉妬の国だから、欲深い人間は大した成功も望めないか中途半端に終わるでしょう。USENの宇野社長もサイバーの藤田社長に対して、「フェラーリと馬だけは買うな」とそのような意味のことを言ってます。

まあ数千万程度の年収を得ようとか、その程度の願望だけで生きてるような人はその程度で終わるんでしょう。まあそれでも世間的にはセレブとか言われてもてはやされるでしょうがそれだけです。

ソフトバンク孫社長なども、無欲の心がもし無ければ、日本一の資産家になったにも関わらず、更にソフトバンクモバイルを作るような会社を傾けかねない大勝負はしないでしょう。またマネックス松本大社長のように、ストックオプション数十億円を捨ててまで起業するようなことも出来なかったでしょう。数十億円あれば普通の人が10回は人生を送れるのです。年収1000万で満足出来る一般人には理解出来ない話。タリーズの松田さんも20代にして1000万円の給料を得るに至りましたが、結局それを捨てて企業してます。つまり世界、日本に貢献することを考えてる人と個人的なことしか考えられない人の差ですね。


そんな訳で、成功に近づくには無私無欲であることが条件だと考えた次第です。