monster
という漫画を読破した。
この漫画は本当に素晴らしい。
この物語の主旨は次のようなものだと僕は理解した。
「人間は誰しも光と陰の部分を持っている。様々な体験によって将来的にその光の部分を強く持つ人間となるか、陰の部分を強く持つ人間になるかが決まる。しかし、人間は自らを変えることが出来る。陰の多い人間であっても、光を持つ人間に変わることが出来る。だから人間の価値も変わる。人間が他社の価値を勝手に決めつけてはいけない。人間は互いに平等な存在なのだ。」
この漫画の偉大なところは、物語全体を通して、このメッセージを強く強く訴えかけてくることだ。物語が終わる頃には誰もが、その込められたメッセージに気づく。
この漫画で確信しましたが、良い漫画は明らかにほとんどの映画や小説より良いメッセージを発しています。
最近のハリウッド映画を何本も見るよりは、モンスターを通して読むことをおすすめしますね。
- 作者: 浦沢直樹
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1995/06
- メディア: コミック
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