年収が多ければ幸せ?

幸福に関するある調査によると
年収1500万円までは年収の額に比例して幸福度は上がるらしいが、逆に1700万円以上になると幸福度は下がるらしい。

このことから考えるに、年収が高ければ幸せになれるという一般的通念は間違っているらしい。

では、何が幸福を決定づけるのか。

僕の考えでは、それは心の豊かさと富の豊かさとのかけ算で決まる。

心の豊かさだけなら、宗教などに入れば得られるだろう。しかし、思うに心の豊かさだけでは幸福にはなれない。

富の豊かさに関しても上記のようにそれだけで幸福にはなれないと言えよう。


もちろん年収1500万円までは幸福度は上がり続けるのだし、大抵の人は1500万円もの年収は得られないのだからやはり年収が高い仕事に着いた方がよいではないか。という考えもあるだろう。

それはある意味で真ではあるが、逆にこうも言えるのではないか。
つまり、1500万円以下の年収の人は、仕事にがつがつせず趣味や家庭に費やすことの出来る時間が1700万円以上の人より多い。つまり高年収の人より心が豊かである。そのため、幸福度が高いのだと。


だとすれば、やはり心の豊かさは幸福感にかなり影響を与えているのだろう。

そんな訳で、幸せになりたい人は心の豊かさと富の豊かさ両方をバランスよく追求するのが良いと思われます。


ただし、現在の日本を見てみると年収などの格差は相変わらず広がり続けるようで、中々年収と心の豊かさを両立させるのは難しくなっているようです。

またSPA!のある特集によると、現在の若い人は自分の年収レベルに沿って楽しく生きる方法を持っているとあります。

これも飽食の時代がなすわざですね。どんなことが起こっても飢え死にはしないという安心感、ある意味では非常に素晴らしい事です。


でも逆に日本では、夢を持たない若者が増えているとも言います。
これは、ある視点で見れば心が豊かでないと見れるでしょう。少なくとも僕はそう見ます。

実際、夢を持った若者の多い国アメリカでは平均的に幸福度は日本より高いのです。日本以上の格差社会にも関わらず。


日本は、もっと心の豊かさを磨けるような教育をしていく必要があるんじゃないかな。

ドリームゲートも起業家を育成しようと躍起になってるけど、心が豊かになる素地が無い限り上手くいかないんじゃないかね。