楽天もうダメじゃないか疑惑-その1

http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20367399,00.htm
ポータルよりWeb 2.0」改めて強調—楽天、大幅減益の通期決算の一方で見えない新たな成長エンジン

楽天はこれから成長していくのはきつい気がするわ。
楽天自体は今のところ調子いいみたいだけど、既に頭打ちみたいだし、ECサイトのサービスがどんどん増えていることや、モデル自体が古くさくなってきたことから今後は緩やかに衰退していく気がする。

利益重視での金融事業進出も、現状赤字みたいだし。

そもそも、社長もWeb2.0なんていうバズワードをやたら打ち出して、実際の中身が全く伴ってない気がする。。Web2.0を意識した戦略ってどんな戦略
なんだろ。。

ヨーロッパに子会社を立ち上げるらしいけど、それもどうなることやら。日本とヨーロッパでは受け入れられるサービスが全く違う上に、受け入れられたとしてもebayやらのショッピングサイトに立ち向かえるのか正直あやしいところ。

はてなが京都に本社を移転するらしい

http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITba000014022008

はてなが京都に本社を戻すらしい。しかも近藤さん(社長ね)もシリコンバレーから日本に戻るらしい。

近藤さんは京都を日本のシリコンバレーにしたいらしいけど、どうやら本気らしいな。

それにしても、資本金5600万円の企業の本社移転がこれだけ取り立てられる(googleニュースで)というのはそれだけ期待している人が多いんでしょうね。

ギャンブルは偉大だ-その1

最近リスクっていう本を読んだけどすげぇ面白かった☆☆

よくリスクマネジメントっていうけど、あれは未来をいかに自分の統制下に置くかに関する技術なんですね。

まあそれはいいとして、今の世の中があるのはギャンブルのおかげだなと分かりましたww

ギャンブルって下手すると身を滅ぼすから、あまり良い意味でとらえられてないけど、マジで偉大な存在です。

ギャンブルの世界から、確率論は生まれ、確率論があるから、今の金融業界は成り立つのです。証券業界やら保険業界なんてのはギャンブルの延長と言ったら語弊があるけど、ギャンブルにかなりの恩恵を受けているのは間違いないです。

確率は関係ないところでも、ギャンブルの技術は色々な所で役立ってます。

例えば、ビル・ゲイツMS-DOSなんて、全く存在しないときにIBMに、DOS売りますよと嘘をついたから今成功しているんです。そうギャンブルで言うブラフです。ブラフがmicrosoftの今を作ったんです。

そうギャンブルは偉大です。でも僕は自分がギャンブルに弱いことが中学時代に既に分かっているので今ではあまりやる気ないです笑

まあ、後は精神的会計っていう概念を初めて知ってそれがめちゃ面白かった。

これによると、例えば、人間は+10000円と-2500円を同じ程度の刺激と感じるらしい。つまり人間はマイナスの刺激にかなり敏感ということ。

だから誰かに何かをおごったとしても、相手は自分が相手に求めるほど感謝してないってことを知っとくべきですwww

後、人間は損失がより大規模の損失の追加に過ぎない場合には、独立して発生する損失より痛手が少ないという話もあって面白かった。

よく考えたら、料理店とかこの人間の習性理解しまくりなんじゃないかね。

例えば回転寿しの店とか、コンビニより格段に高い値段でデザート回ってるけど、寿司が高いだけに、おっ安いとか思って取っちゃうし笑(これも多分例だと思うw)

後、面白い例がもう一個あって、ある会計士が一年間にあるまとまった金額を寄付しようと決めたらしい。

それで、例えば、思いもよらない損失(財布を落とす、自動車の違反金を払うなど)は全て、その寄付から差し引くことにしたらしい。

そうすれば、最初からなくなるはずのお金は変わらないから、ショックは少なくてすむ。

これかなり面白い考え方だと思った。


「リスク」おすすめです☆(ちなみに世界のトップビジネス書の一つらしいです。)

リスク〈上〉―神々への反逆 (日経ビジネス人文庫)

リスク〈上〉―神々への反逆 (日経ビジネス人文庫)

ギャンブルは偉大だ-その2

確率やゲーム理論は大変興味深いのでもう少し書く事にした。

今月のクーリエジャポンによると、今世界3位の富豪は、大規模カジノのオーナーであるSheldon Adelsonだということである。(ちなみに彼は、世界最大のコンピュータ見本市comdexの創業者であり、そのcomdexソフトバンクの孫さんにより500億円で買収された。)

カジノはなぜ儲かるのか、そして人はなぜ宝くじを買い続けるのか?
その答えは、行動ファイナンス理論にあります。(個人的に思ってる事ですがww)

これは確率論ともつながる話ですが、ある調査によると、人は正の結果を生むものに対しては、小さな確率を過大評価し、大きな確率を過小評価する傾向があるらしい。

その例が、宝くじです。

宝くじの当たる確率は、恐ろしく小さい。しかし人はその小さな確率を大きく見積もり、宝くじに夢を託すのです。

またカジノも然りです。カジノも宝くじ同様、人々がかける総額に対して、バックされる額はかなり小さい。つまりほとんどの人は勝てない。

しかし、人はその勝てる確率を過大評価するため、カジノに興じてしまう。

カジノが宝くじより大きなビジネスであるのは、それに加えて非日常空間に身をおけるなどという他のファクターがあるからでしょうが。


この点だけでも分かるように、人はそれほど合理的ではない。(それほどと書く理由として、人は確率を過大評価するが、かといって自分の持つ金全部を宝くじにかければ当たるだろうと信じるほど非合理的ではないということである。)

他にもこの合理的でない人間の性質を示す興味深い例として、大半の人は金額が大きくなると、確実な利益を選択するというものがあります。

例えば、「リスク」の中で取り上げられている例は以下のようなものです。

40万円を得る確率が80%、1円も得られない確率が20%のゲームと
30万円が確実に得られるゲーム(ゲームと言えないかもしれんが笑)
どちらを選ぶか?


多分、普通の人は後者を選ぶでしょう。でも数学的期待値で言うと前者の方が2万円多いんです。つまり人が真に合理的なら前者を選ぶはずです。

もう一つ似た例があります。

40万円を失う確率が80%で1円も損をしない確率が20%のゲームと
30万円を100%の確率で失ってしまうゲーム
どちらを選ぶか。

今度はどうでしょう。多くの人はおそらく前者を選んだはずです。数学的期待値としては前者の方が失う額が大きいにも関わらず。

そう人間はそれほど合理的ではないのです。


おそらく多くの人は、自分の意思決定にある程度自身があると思います。それは自分が合理的だと思っているからです。そして実際あらゆる人はある程度まで合理的です。

しかし、人間はそれほど合理的ではない(自分も然り)という認識を最初に持つ事で、人はより良い選択を行うことが出来るんじゃないかと僕は思ってます。(具体的な例があまり思い浮かびませんが)

まあ、だからどうしたって感じでしょうが、個人的にゲーム理論やら行動ファイナンス理論やらは大好きなので書いてみた笑(でも、ゲーム理論はあまりに数学的に難解で速攻で挫折しました笑)

他に個人的な考えを言えば、今やたら問題になってるサブプライムローンもこの人の性質が一因だと考えてます。つまり低所得者層が一斉にお金が払えなくなるようなリスクを過小評価した、金融機関上層部の決定が一因だと思います。リスクを扱うプロでさえこの調子なのだから、人の合理性なんて当てにならないもんです。

CAアメリカが設立されるらしい

前の日記で(下のURLね)、サイバーエージェントアメリカ支社あるとか言ってたのにホームページさえ無いじゃんとか言ってたら、どうやら立ち上げ準備してたかららしいね。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=630492002&owner_id=1022933

どうやら、今日、アメリカ支社が誕生するみたいです。もちろん場所はシリコンバレーみたい!(シリコンバレーという地名はないのでパロアルトですが。)
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20366280,00.htm
http://www.cyberagent.co.jp/news/press/2008/0131_2.html

でも、よく見ると、具体的な事業は特にないらしい。
「インターネット関連技術の受託開発や、市場調査、提携交渉、参入支援事業などを展開していく。」

サイバーってネット関連の会社なのにウェブアプリ作るとかそういうわけじゃないのね。。受託って。。笑アメリカは受託はインドや中国の技術会社(技術力はめちゃ高い)に大体オフショアリングしているはずだしサイバーが入り込む余地なんてないと思うが。。入り込めてもペイするとは思えん。

とりあえず様子見ようってことなのでしょうか。

何はともあれ、活躍して欲しいものですな。

Rubyフォーラムに参加してみた

最近、Rubyプログラミング言語の一つ)のフォーラムに参加してるんだけどすごい楽しい☆☆自分の意見に世界中の人からメッセージがくるなんて感動ですw


後、Ruby-Quizっていう問題がたくさん載ってるサイトのクイズを解いて投稿したら、ソリューション一覧のところに名前が載った☆(32番目だけど笑)しかも、authorのGreyって人からメッセージが来た。すごい嬉しい!

すいません。一人ではしゃいで笑

100回は聞いているスピーチ

興味ない人はホントにないと思うけど、スティーブ・ジョブズstanford卒業式でのスピーチです。

全文はここ。
http://news-service.stanford.edu/news/2005/june15/jobs-061505.html
全訳はここ。
http://www.is.oit.ac.jp/~osato/server/~osato/links/SteveJobs20050612.html

読むのが面倒な人に要点をまとめると(かなり意訳ですが)

1.過去の経験が未来にどう役立つかは、未来からしか分からない。重要なのは、今自分が何をしているにしろ、それが未来に必ずつながっていると信じることである。

2.自分が好きだと思うことをすること。もし好きなことが見つかってないなら探し続けること。それがすばらしい人生を生きる秘訣である。

3.他人の考えや生き方に縛られる必要はない。またそんな暇もない。大事なのは自分が何がしたいのか考え、自分の信じる道を行くことである。

4.stay hungry, stay foolish。これは、人によって取り方違うだろうから適当に解釈して。

まあ総合的に見て、
「自分の進みたい道を行け」
ってことですね。

よく聞く言葉ですが、良い言葉です。

まあsteveはかなり自己中だから、普通の人なら自己修正機能も備えておいた方がいいとは思いますが笑(他人の意見を聞いて、自分の考えを修正するってことね)