ギャンブルは偉大だ-その1

最近リスクっていう本を読んだけどすげぇ面白かった☆☆

よくリスクマネジメントっていうけど、あれは未来をいかに自分の統制下に置くかに関する技術なんですね。

まあそれはいいとして、今の世の中があるのはギャンブルのおかげだなと分かりましたww

ギャンブルって下手すると身を滅ぼすから、あまり良い意味でとらえられてないけど、マジで偉大な存在です。

ギャンブルの世界から、確率論は生まれ、確率論があるから、今の金融業界は成り立つのです。証券業界やら保険業界なんてのはギャンブルの延長と言ったら語弊があるけど、ギャンブルにかなりの恩恵を受けているのは間違いないです。

確率は関係ないところでも、ギャンブルの技術は色々な所で役立ってます。

例えば、ビル・ゲイツMS-DOSなんて、全く存在しないときにIBMに、DOS売りますよと嘘をついたから今成功しているんです。そうギャンブルで言うブラフです。ブラフがmicrosoftの今を作ったんです。

そうギャンブルは偉大です。でも僕は自分がギャンブルに弱いことが中学時代に既に分かっているので今ではあまりやる気ないです笑

まあ、後は精神的会計っていう概念を初めて知ってそれがめちゃ面白かった。

これによると、例えば、人間は+10000円と-2500円を同じ程度の刺激と感じるらしい。つまり人間はマイナスの刺激にかなり敏感ということ。

だから誰かに何かをおごったとしても、相手は自分が相手に求めるほど感謝してないってことを知っとくべきですwww

後、人間は損失がより大規模の損失の追加に過ぎない場合には、独立して発生する損失より痛手が少ないという話もあって面白かった。

よく考えたら、料理店とかこの人間の習性理解しまくりなんじゃないかね。

例えば回転寿しの店とか、コンビニより格段に高い値段でデザート回ってるけど、寿司が高いだけに、おっ安いとか思って取っちゃうし笑(これも多分例だと思うw)

後、面白い例がもう一個あって、ある会計士が一年間にあるまとまった金額を寄付しようと決めたらしい。

それで、例えば、思いもよらない損失(財布を落とす、自動車の違反金を払うなど)は全て、その寄付から差し引くことにしたらしい。

そうすれば、最初からなくなるはずのお金は変わらないから、ショックは少なくてすむ。

これかなり面白い考え方だと思った。


「リスク」おすすめです☆(ちなみに世界のトップビジネス書の一つらしいです。)

リスク〈上〉―神々への反逆 (日経ビジネス人文庫)

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