行動軸、不惑、天命

孔子の言葉で、40にして我惑わず、50にして天命を知る。

というのがありますが、コレって逆な気がした。

孔子に逆らうのもなんだが、愚見としては


不惑というのはすなわち、自分の行動軸が決まり、それに従って行動するということだと思われる。

しかし、僕が思うに人生の目的が分かるからこそ、行動軸が決まるのだと思う。

いかにも哲学的かもしれないが、これはキャリアビジョンに応用出来るかと思われる。


キャリアビジョンとは、自分の未来を計画することであるが、これが天命を知る事と同意であると僕は考えている。

多くの人は将来Aをしたいから今Bをする。というキャリアビジョンを立てるがこれはいかにも短絡的である。

Aをしたいという目標がもし無くなったときに、彼の人生におけるBの役割は薄くなる。

しかし、例えば人生の目的がCであり、それを達成するための一つの手法としてAがあるとする。

そしてCを達成するためのスキルの一つとしてBが必要だとする。


こうなると決して、Bの価値は薄まらない。例え、AがムリになってもCという目的は他の方法で達成出来るからだ。


孔子は50歳で天命を悟ったようだが、先達の知恵があふれる今は、20代でそれを知る事も出来る。


と、なんか良く分からない文章になったけど、要は人生の目的(自分の存在価値)を決めたら、行動軸は固まり、何があっても困らない(困りにくい)という個人的な考え方です。